補聴器に抵抗があり、聴こえないのをずっと我慢していたお客様

相談内容

最近特に会話の内容が理解しにくくなり、テレビや電話も聞き取りにくく困ることが多くなった。

マスクをつけると余計に声が小さくてはっきり聞き取れない。

家族での団らん等も会話に入れず、何度も聞き直してしまう。関係ないことは聞かなくても良いかとも思えてくる。

これではダメだと、家族から勧められて、どれくらい聞こえるようになるのか試してみようかと思った。

なるべく目立たない補聴器で、とにかく言葉がはっきりわかるようになりたい。

お客様詳細

年齢: 71歳

性別:男性 

補聴器歴: 0年

10年前から健康診断で高音の聞こえが悪いと言われていたが、知人からの補聴器のマイナスイメージを聞かされ、補聴器に抵抗があり我慢してきた。

コロナ禍で外出や人との集まりも少なくなり、補聴器の必要性も薄れていた。

来店時の聴力 (上のグラフ) 両耳とも高音が聞こえにくくなっています。

10年も我慢していたせいか、言葉の聞き取り(下のグラフ)が 両耳とも50%より下にあります。

提案内容

今の聴力の状態を説明。低音がわりと聞こえていて、高音が下がっている方はキンキンカンカンが特に気になりやすいこと、

10年聞こえていなかったのが当たり前になっているため、最初は少しずつ音を入れて、脳を慣れさせるリハビリが必要なことをお話しました。

機種による性能の違いやご予算等ご相談の上、一番目立ちにくい小型の耳掛け型補聴器、オーティコンのOpn S3ミニライトを両耳で貸し出し試聴に選び、弱めの音から少しづつ始めて、2週間に1度来店してもらい徐々に調整で音を足していくよう説明しました。

お客様の反応

 貸し出し試聴結果1回目

補聴器をつけていろいろな音や、話し声が大きく聞こえるようになった。家の中ではわりと会話は聞き取れるようになったが、知人と会食の時は補聴器をつけてもすぐ隣に座っているのに、予想よりも会話の内容が聞き取れず落胆してしまった。

もう少し音量を大きくしてもらった方が聞き取りやすいかもしれない。

            

貸し出し試聴結果2回目

前回音を大きくしてもらい、聞きやすくなった。奥様との会話も以前に比べると聞き返しの回数が減った。

今までテレビは字幕で見ていたので、補聴器をつけても字幕に頼ってしまいあまり効果がわからなかった。

もっとはっきり聞きたいので、高音をもっと入れたらどうか。

まだまだ高音は随分弱めで課題はたくさんあるが、この時点でも補聴器のお陰で会話が随分楽なので

補聴器を購入して、今後の調整をしてもらいたい。

試聴器と同じ補聴器を両耳でご購入となりました。

補聴器を購入してからも、最初は2~3週間に一度調整に来て頂き、その都度「もっとはっきり聞こえるようになりたい!」と

高音域を足したり、うるさい音の抑えをゆるめたり、耳栓を変えたりといろいろ調整を繰り返しました。

テレビは字幕で見ていたので、NHKのニュースを字幕を消して集中して聞き取る訓練をしたりと聞こえに対してとても前向きに努力して頂きました。

そして約1年後には

ここまで高音も入れられるようになり、言葉もかなり聞き取りやすくなったとのことです。

結果をグラフでみるとご本人も奥様もとても嬉しそうで、これからは低音も少しずつ入れてさらに聞こえが良くなるようにと意欲的です。

これからも3か月に1度、調整をしていきましょう。

桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原