補聴器は老眼鏡のように使える?80代男性の初めての補聴器体験
相談内容
「最近、会話の中で聞き間違いが増えた気がする…」と悩まれていた男性が補聴器の新光堂に初めて来店されました。補聴器は「年寄り臭い」と抵抗がありながらも、奥様の後押しで一歩を踏み出されたお客様の物語です。
お客様詳細
年齢: 80歳
性別: 男性
補聴器歴:なし。低音は正常だが中音域から高音にかけて急低下している聴力
提案内容(フィッティングと調整のプロセス)
初回の試聴時には、「今までと聞こえが違う」「自分の声がかん高く聞こえる」との感想をいただきました。これは、長年高音が聞こえていなかった為、その聞こえ方に脳が慣れてしまっていたのです。
補聴器はメガネとは異なり、毎日長時間装着して脳をトレーニングすることが重要である点を説明しました。調整を繰り返すことで自然な聞こえ方に近づけていく方針を説明しました。
お客様の反応
補聴器を終日使用しなければいけないとは全く知らなかったし、現時点では終日使う予定はない、それほどは困っていないとのことです。しかし、「聞こえにくい時だけ使いたい」という意識の変化が見られ、補聴器がどんな物なのか、しっかり活用するには何が必要かがよくわかったとのことです。
「もう少し補聴器の必要性を感じだ時はまた相談に来ます」と様子を見ることとなりました。
「老眼鏡のように使いたい」とのお考えでしたが、補聴器はその使い方ではより良いきこえは難しいことを理解していただけた様子でした。
今後、困りごとが増えた際には再度ご相談いただけるようサポートを続けます。
桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原