突発性難聴を克服する補聴器とワイヤレスシステムの併用 – 成功事例①

相談内容

突発性難聴によって右耳の聴力を失ったお客様が、左耳に補聴器をつけて聞き取りを改善し、営業職での仕事を続けたいとの相談。

以前より左耳は中度の難聴で補聴器を使った経験があったものの、うるささが理由で使用を中断していました。

お客様詳細

年齢: 50代
性別: 女性
職業: 営業職
症状: 右耳の突発性難聴と長年の左耳難聴
使用機器: フォナック ナイーダP30-PR 両耳、ロジャーシステム

提案内容(調整・メンテナンス)

まずは今まで聞こえないと思っていた左耳にフォナックの耳かけ型補聴器をフィッティングし、きこえのリハビリを開始。補聴器に慣れた後、片耳では困難な複数人の会話、会議、リモートでの会話をサポートするため、フォナックのロジャーシステムを提案。補聴器とロジャーを併用し聴覚リハビリを開始。

左の補聴器装用とロジャーでかなり聞き取りは克服できたが、両耳で聴こえることを諦めずに突発性難聴の治療に加え、鍼治療にも通い、右耳の聴力も少しずつ改善がみられるようになった。そのため右耳にも補聴器をフィッティングし、初期の調整を慎重に行いながら、徐々に音を大きくして脳を慣らしていきました。

最終的に補聴器とロジャーシステムを両耳で使用することにチャレンジします。

お客様の反応

右耳は言葉ははっきり聴こえないが、補聴器を着けると音はかなり感じるようになり、つけた方が両耳での聞こえは良くなりました。

ロジャーを使用した会議やリモートワークでの聴き取りが飛躍的に向上し、営業の仕事も再び円滑に行えるようになりました。補聴器とロジャーがない生活は考えられないと、日常的に両耳で補聴器の使用を続けています。

突発性難聴のような急激な聴力低下にも、補聴器と補聴援助システムを併用することで、日常生活や仕事をスムーズにすることが可能です。最新の技術を取り入れた補聴器で、快適なコミュニケーションを取り戻しましょう。

桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原育代