「聞こえない補聴器」は卒業。再調整で「本当に使える」補聴器へ

  • 導入部分
    本記事は、眼鏡店で購入した補聴器では満足できなかったお客様が、補聴器専門店で適切な測定・試聴・フィッティングを経て、自分に合った補聴器に出会った事例をご紹介します。聞こえの質を高めたい方への参考になれば幸いです。
  • 背景と相談のきっかけ
    4面前に他店でシグニアの補聴器を購入したが、数時間で痛くなり使用中止。テレビの音も聞こえず、使用をやめていた。
  • 娘さんから「専門店でちゃんと聞こえる補聴器に替えた方がいい」と促され来店。
  • 専門測定と機種提案
    骨導・語音明瞭度測定を実施し、「言葉の理解力」が補聴器を着けて改善できるよう補聴器を選定。
  • 電池交換がつらくなってきたとの訴えから、シグニアの充電式オーダーメイド型「インシオC&G 2AX」を提案。
  • 試聴体験と決定まで
    補聴器がオーダーメイドの為、試聴は同じクラスの耳掛け補聴器を使用。明らかに「聞こえる」感覚を体験。言葉もクリアになったと実感し
  • 最終的に未耳型を採ってオーダーメイドへ。
  • 納品後の調整・今後の方針
    耳にもしっかりフィットし、長時間着けていても痛みもなく、「これなら長時間使っても大丈夫」と前向きな様子。
  • 徐々に利得を上げて適応を図ることを伝え、騒がしい環境用プログラムも搭載。今後は「きこえリフレッシュプログラム」で段階的な聞こえ改善を目指す。
  • まとめ
    価格ではなく「きちんと聞こえる」ように調整をしてくれる補聴器選びが重要。補聴器専門店の力で、聞こえの質が劇的に変わる事例です。

桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原育代