補聴器をつけるのが恥ずかしいと思っていた私が、生活を一変できた理由
スラッグ
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導入文
本記事は、「補聴器はまだ早い」と思っていた高齢女性のお客様が、健康診断をきっかけに補聴器の試聴に踏み切り、生活と人間関係に大きな変化があった体験を綴ったものです。補聴器の装用にためらいを感じている方、同じような悩みをお持ちのご家族にぜひ読んでいただきたい内容です。
お客様の症状と背景
今回ご紹介するお客様は、数年前から徐々に聞こえにくさを感じていました。特に家族や友人との会話で内容が把握しきれず、曖昧なまま笑ってごまかすことも多くなったといいます。「私に話を振られたら困るな…」そんな思いから会話を避けるようになり、人付き合いが億劫になっていました。見た目から補聴器をつけていると気づかれるのが嫌で、「まだ我慢できる」と使わずにいましたが、健康診断で「中等度の難聴」と診断されたことで、意識が大きく変わったのです。
補聴器の選定理由と機種の特徴
初めてのご来店では、「補聴器って目立たない?」「雑音がうるさいって聞いたけど大丈夫?」という不安を率直にお話しくださいました。そこで、目立ちにくい耳かけ型の補聴器で、かつ周囲の雑音を抑え、音声にフォーカスする機能が充実したモデルを提案。実際に数種類を試聴していただき、聞こえ方や装着感を確認しながら、最も生活スタイルに合ったものを選びました。

フィッティングと調整プロセス
試聴初日は緊張の面持ちでしたが、補聴器をつけた瞬間、「こんなに音がするの!?」と驚かれたのが印象的でした。ご自宅での2週間試用を経て、「食器のカチャカチャした音」「車のウインカー音」「スリッパの音」など、生活の中にある小さな音に気づくようになり、「自分がどれだけ雑に生活していたか気づいた」と笑ってお話しされました。その後、微調整を重ね、テレビの音量も大幅に下げられるようになり、ご主人も「声を張らなくて済むようになった」と喜ばれていました。
使用後の変化とお客様の感想
補聴器の効果は「聞こえるようになった」だけではありませんでした。「主人がこんなに話す人だったとは思わなかった」「こんなに小さな声でも聞こえるの?と驚かれた」と、夫婦の会話が増えたことに何より喜びを感じていらっしゃいました。「補聴器を通じて、人との距離が近づいた気がする。もっと早く着けていればよかった」と感慨深げに語られました。
まとめ
補聴器は、単に音を大きくする機械ではなく、人生を豊かにするツールです。「恥ずかしい」「まだ早い」という気持ちでためらっている方も、一度試してみることで新たな世界が開けるかもしれません。認定補聴器技能者が在籍する桑名市の「補聴器の新光堂」では、はじめての方にも安心して試せる体験プログラムをご用意しています。あなたも、聞こえる喜びを取り戻してみませんか?
桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原育代