「“聞こえる”と“わかる”をつなぐ鍵、語音明瞭度とは?」

補聴器を使用する際、多くの方が「音は大きくなったが、何を言っているのかわからない」という課題に直面します。この「わかる」かどうかを示す指標が「語音明瞭度」です。語音明瞭度は、耳に届いた音がどれほど正確に言葉として理解されているかを表す重要な数値です。

  • 単音テストで測定
    「ア」「キ」「シ」「タ」など、一音ずつが録音された音声を一定の音量・速度で再生し、正しく聞き取れる割合を計測。
  • “最高語音明瞭度”の重要性
    音量を変えながらテストを行い、最も理解度が高くなる音量での正解率を「最高語音明瞭度」として把握。
  • 理解力の個人差
    聴力(音が聞こえる大きさ)が同程度でも、語音明瞭度が異なれば、補聴器から得られる言葉の理解しやすさには大きな差が生じます。
  • 補聴器調整の土台
    単に音を大きくするだけでなく、言葉として理解しやすい音質・音量を目指すため、語音明瞭度を基準に細かな調整が可能。
  • 効果予測とアドバイス
    「両耳装用が良いのか片耳で十分か」「どの程度まで言葉が理解できる可能性があるか」など、今後の補聴器利用計画を立てる際の有用な判断材料になる。
  • 生活の質向上に直結
    補聴器を着けて高い語音明瞭度が得られれば、会話がスムーズになり、家族・友人とのコミュニケーションをはじめ、日常生活がより快適になります。

新光堂では、お客様一人ひとりの「語音明瞭度」を丁寧に把握することで、音の“大きさ”ではなく“言葉としてのわかりやすさ”に焦点を当てた補聴器選びと調整を行っています。

  • 専門的な測定プロセス
    当店では、来店時に語音明瞭度測定を実施し、お客様の「聞こえる」と「わかる」の現状を正確に把握します。
  • 丁寧なカウンセリング
    最高語音明瞭度をふまえ、「補聴器でどこまで改善できるのか」「期待できる効果はどの程度か」など、不安を解消しながら最適な装用方針をご提案します。
  • オーダーメイドのフィッティング
    お客様の語音明瞭度に合わせ、音質や音量を一から見直すことで、日常会話はもちろん、テレビ鑑賞や電話などの場面でも“わかる”聞こえに近づけます。
  • 段階的な脳のリハビリ支援
    補聴器は脳にとってもリハビリツールです。当店では、「わかる聞こえ」に慣れるために、長期的なサポートと微調整を行い、お客様が自信をもって使い続けられる環境を整えます。
  • ライフスタイルに合わせた提案
    家族との会話、趣味の集まり、外出先でのコミュニケーションなど、それぞれの生活シーンに最適な聞こえ方を目指し、継続的なフォローアップをお約束します。

新光堂は「ただ聞こえる」から「しっかりわかる」聞こえへ、お客様の新たな一歩を全力で応援します。

桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原育代