高齢者の新しい聞こえ生活を支える補聴器の選び方
相談内容
年齢とともに聞き取りにくさを感じていた70代の男性のお客様。
特に最近では、家族との会話や電話でのやり取りに支障を感じ、耳鼻科で補聴器の使用を勧められました。もう仕事もしていない年金生活の為、高性能な補聴器は不要で、シンプルで安価な耳掛け型を希望されました。
お客様詳細
年齢: 75歳
性別: 男性
補聴器歴: なし
日常生活での困りごと: 家族との会話や電話の聞き間違いが多い、テレビの音量が大きいと言われる。
提案内容(調整・メンテナンス)
初回カウンセリングで聴力データを基にお客様に適した補聴器の種類や性能の違い、価格帯について詳細に説明しました。価格面を考慮し、電池式のスタンダードモデルの耳掛け型を試聴貸出。音量調整や使用方法を説明し、初期段階での不安を解消しました。また、高音域を控えめに設定し、徐々に使用時間を延ばしていくリハビリプランを提案しました。
お客様の反応
「最初は喧しく感じたが使用時間を少しずつ増やし、とにかく慣れるようにと装用を続けるうちに雑音が徐々に気にならなくなり、会話がしっかり聞こえるようになった」と好評をいただきました。充電式よりも電池式の方が価格面で安心感があるとのことで、スタンダードな耳掛け型を両耳で購入されました。
安価でシンプルな機能の補聴器でも、聴こえと脳のリハビリをし、調整がしっかり合えば、多少の煩さや慣れるのに困難はあるかもしれませんが充分聞こえるようになります。
ご家族との会話が明瞭になり、テレビ音量も適切になったことで生活の質が向上しました。引き続き補聴器メンテナンスと微調整を通じてお客様のより良い聞こえをサポートしていきます。
桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原