突発性難聴からの復活:補聴器とロジャーの力 -成功事例②
相談内容
前回の発性難聴のお客様のその後です。
突発性難聴を経験したお客様が補聴器とロジャーを併用して、生活を続けて約1年半後、さらなる聴覚の向上を望んでいる。
少しずつだが、ロジャーを使わなくても聞こえる場面が増えてきた。もう少し補聴器だけで聴こえたいという欲が出てきた。
お客様詳細
約1年半前に突発性難聴を発症。補聴器とロジャーを活用して生活を続けており、仕事も継続中。最近はロジャーの依存度が減り、補聴器の効果をさらに引き出したいと感じている。
年齢: 50代
性別: 女性
職業: 営業職
症状: 右耳の突発性難聴と長年の左耳難聴
使用機器: フォナック ナイーダP30-PR 両耳、ロジャーシステム
提案内容(調整・メンテナンス)
定期的な点検と調整により、補聴器の効果を最大限に引き出すための継続的な高音域の調整を行い、さらに言葉の聞き取りを向上。
効果測定では、明瞭度の顕著な進展が確認。まだ高音域が弱い為、響きや違和感を感じなくなるころを見計らって、さらに聞こえを改善する予定。
今はまだ高音の響きを感じるためもう少し脳を慣らしてから徐々に調整を行います。
お客様の反応
聞き取りの語音明瞭度が普通の声大きさで50%から80%に向上。さらに聞こえていなかった囁き声の聞き取りも向上しています。
「補聴器でここまで聞こえるとは思わなかった。」と感激の声
今後の調整の話をすると「まだこれ以上聞こえるようになるのですか?」と嬉しそうに反応し、期待を膨らませている。補聴器の使用で自信を持ち、さらに改善を楽しみにしています。
突発性難聴からの回復は時間と努力が必要ですが、今回、補聴器と調整を通じて驚くほどの進展がみられました。
もちろんお客様の仕事復帰の為に何とか聞こえるようになりたいという強い気持ちが糧になり、良い効果が得られたと思います。
今後も適切な調整を続けることで、さらに聞き取りが改善することが期待されています。
桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原育代