集音器から補聴器へ! ~片耳高音低下でも快適生活をサポート~

相談内容

子供のころ交通事故で左耳がほとんど聞こえなくなり、ずっと右だけで不自由なく生活していたが、右耳も近年聴力の低下を感じてきました。

特に高音が聞き取りにくく、テレビの音量が大きくなったり、特に複数人での会話の際に不便を感じていました。

新聞の広告で見て、集音器を買って試してみたが、うるさいだけで使えなかったので、耳鼻咽喉科に相談し補聴器を試してみようと思った。

片耳だけでも、日常生活が楽になれば嬉しい。

お客様詳細

年齢: 66歳

性別:男性 

補聴器歴:なし 

陸上競技の審判をされており、特にスターターのピストル音など強い音にさらされる環境での仕事も多かった為、聴力が悪化した可能性が高いとのこと。手軽に試せる集音器で何とか聞こえないかと購入したが使えなかった。     

 右耳の語音明瞭度が70dBで85%あるので補聴器の効果はありそうです。

提案内容(調整・メンテナンス)

高音を中心にだんだん音を入れなければならないので、低音が抜けにくく、ハウリングの防止のためにオーダーメイドの耳栓(イヤモールド)を使用する、従来型のスタンダードの耳掛け型をお勧めし、価格面、性能などからオーティコンのジルコン2を選択され、フィッティング後、高音域を少しずつ調整し、プログラムごとに異なる音質を提供。カラオケなどの場面でも快適に使用できるよう、段階的に音量を調整しました。

結果、試聴器と同じ補聴器を購入されました。

お客様の反応

補聴器を使用することで、テレビの音量や会話の聞き取りがとてもクリアにきこえました。

最初はとても耳障りだった食器のカチャカチャ音や新聞をめくる音が少しずつ調整してもらった為、徐々に慣れてきて、今まで聞こえていなかった音として受け入れられるようになりました。

さらに今まで音程がとりにくかったカラオケも楽しめるようになり、生活の質が向上しました。現在も快適に使用されています。

今ではスマートフォンとのペアリングで電話が補聴器から直接聞こえたり、アプリでリモコン操作をしたり、とても便利に補聴器生活を送っておられます。

補聴器相談にご来店の方のうち3割以上の方が集音器を買ったが合わなかったと言われます。

補聴器は、集音器と違い、一人ひとりのお悩みやご希望、生活環境などを聞かせてもらうことにより、補聴器選びからはじまり、個々に異なる聴力に合わせた音づくりをします。

そして、きこえと脳のトレーニングにより、よりよい聴こえに達するように補聴器の調整と継続的なサポートが必要です。

聴力は思った以上に複雑で、お客様の聴力、ニーズ、生活環境など、まさに十人十色なのです。

お悩みの方は認定補聴器技能者に委ねてみてください。

桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原