マスク生活でも快適!耳穴型補聴器の選び方

相談内容

最近、家族から「テレビの音が大きい」と指摘されることが多くなり、会議や講演会では少し聞き取りづらさを感じるお客様。ご自身はそれほど聞こえに不自由を感じていなかったものの、補聴器を試してみたいと初めて来店されました。
このお客様は、マスクやメガネを日常的に使用しているため、補聴器の装着感やタイプに対して不安を抱えていました。補聴器について全く知識がないため、どのタイプが自分に合うのかもわからない状態でした。

お客様詳細

年齢: 71歳

性別: 男性

補聴器は初めてでどんなものを購入したらよいのかが全く分からない。

いろいろ試して納得してから購入したい。

提案内容(調整・メンテナンス)

フォナックの耳掛け型補聴器からスタートし、お客様はマスクやメガネの使用が日常的に必要なため、耳掛け型補聴器では装着感に不快さを感じていました。いろいろなタイプのメリット・デメリットをお伝えし、1週間づつくらい複数のメーカーの補聴器を試されました。

両耳とも低音が良く聞こえている為、オーダーメイド補聴器にするとこもり感や自分の声の違和感を感じやすいことをお話しし、

最終的にシグニアの耳穴式補聴器「アクティブ」を選びました。この補聴器は耳栓のサイズを替えて調整することができ、耳栓の大きさや形、空気穴の加減で音の入り方、こもり感、自分の声の大きさの違和感が調整できるのが大きなメリットです。

しかも見た目もイヤホンのような形で、補聴器をしているとは気づかれないほどおしゃれな外観です。

お客様の反応

毎日ほとんど1日中補聴器を着けることに慣れ、違和感もなく、家族との会話もスムーズに進むようになりました。テレビの音量も適正に保たれ、日常生活がより快適になったと大変満足されています。また、マスクを外す時に邪魔になるという不便さもなく、この補聴器に決めて良かったとのことでした。

補聴器の選定と調整は一人ひとり異なり、その人に合ったものを選ぶことが大切です。補聴器の効果を最大限に引き出すには、リハビリが重要です。段階的な調整と適応期間を経ることで、より良い聞こえと生活の質の向上に繋がります。

桑名市 補聴器の新光堂 認定補聴器技能者 吉原